以下、個人的観点からです
前回のように天気のいい日でパンフォーカス的に撮り、等倍近くにして見比べることがない場合にはマイクロフォーサーズ(以下MFT)でもいいと思わせられました
しかし、違いを感じさせるところがボケ度合い
フルサイズRX1Rの35mmF4.0
MFTの14mmF2.5、換算ではF5.0相当の被写界深度ですがこれだと背景を同じ様にボケさせようとすると下のように手前の灯籠にかなり近寄らないとボケません、これでもRX1Rほどボケていないように見えます
MFTでもボケをうたうレンズでPRO等のF1.2がありますが、これでも被写界深度は換算F2.4相当なのでフルサイズで考えるとそれほど特別感があるともいえません、しかしMFTは寄れるレンズが多いのでなんとか撮り方でカバーできる部分もあります
それと自分はRAWで撮って後で現像時に調整すればいいと、構図とフォーカスだけに重点をおいて撮るのですが、MFTだとその調整の幅が狭いのであまり考えずに撮ってしまうと調整しきれないときが出てきます
RX1Rで撮って
同じ場所から同じところにフォーカスを当てて撮ったのですが、GM5の測光がすこし思ったようでなく、全体的に明るくなりすぎて調整しても雲の白飛びが戻らずグラデーションが変になってしまいました
そういう意味でもフルサイズのほうがズボラに撮れると感じます
ボケを楽しみたい、RAWで撮って後で調整で腕を補うのならフルサイズを選ぶほうが良い、パンフォーカスで気軽に楽しみたいのならMFTでも良いのではというありきたりの言い尽くされた現時点の結論
最後に今回言及していないAPS-Cですが、以前は丁度いいだったのですが今では中途半端ではないかなに変わったので対象にしませんでした