いろいろメモっておく

カメラのことをいろいろ書いてます

だけでいいレンズ フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM

 

イカを使い始めて2か月弱、2000ショットほど撮ったところでレンズの充実化を検討することにしました

最初に入門・練習用のレンズとして選んだBiogonは特に不満もなくよく写ってくれるのでこのままでもいいのかなという気持ちもありつつほぼ病気のような機材調査

1.Biogonは残し、50mmもしくは28mmの追加
2.Biogonは残し、35mmの性格違いを追加
3.グレードアップしたレンズに置き換え

結果として3を選択

1もそれなりに候補はありましたがこれまでの経験上追加しても結局よく使うのは35mmで、そのうち使わなくなりそうで選ばず

2は明るさと小ささでNOKTON classic 35mm F1.4か、よりコンパクトなCOLOR-SKOPAR 35mm F2.5の追加を考えましたが、歪みが少ないBiogonの方が自分に合っていてこれもまた使わなくなりそうなので選ばず

それならば3の35mmでのグレードアップが一番よいと判断してレンズを探してみることに

本音は最終的なレンズとしてLEICA APO-SUMMICRON-M f2/35mm ASPHが欲しいのですが文字通り桁違いの価格、これは本当に最終レンズとして数年後へ

次の候補として発売されたばかりのNOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Aspherical、小型・軽めで最新ということで写りも期待できそうなのですが全然レビューが出てこず、明るさと最短距離以外にBiogonを超えるものがあるのかわからない状態だしもし使ってみても後で APO-LANTHAR 35mm F2 Asphericalが気になりそうだし価格をみても変わらない、APO-LANTHARは写りに関してすごくいい評価なのでこれまで興味深々でしたが大きさと重さで躊躇していました

けれど店頭で中古の APO-LANTHARを付けて数枚撮らせてもらったところカメラの液晶で見ただけで屋内にも関わらずクリア度が違うのを実感、これはぜひ使ってみたくなり念のためBiogonをキープしつつAPO-LANTHAR 35mm F2を入手しました

 

デビューで近所の公園では物足りないので寒い中當麻寺までフォトウォーク

初っ端からいいレンズだと実感、隅々までスッキリ・くっきり【DNG現像】

開放付近、手前の銘板にフォーカス、ボケ方や浮かび上がり方もいい雰囲気に【JPEGから】

いつもの風景でもくっきり、空の色もきれい【DNG現像】

普段と違う門から帰ります【DNG現像】

帰り道に水仙を見つけたので、花もこれくらいの大きさならファインダーで【DNG現像】

JPEGから】

逆光【DNG現像】

なにやら新しい道ができそう【DNG現像】

 

長めの鏡胴なのでファインダーの右下もカブる部分が多く、重さもF2のレンズにしては結構あるのですが、そういうことを吹き飛ばしてくれるレンズです

Biogonも手放すことにして35mmはこれだけでいい、という結論