またマウントアダプターのテスト、EマウントレンズをZでAF可能なタイプ
TECHART TZE-01/TZE-02のほうがAFに対しての性能は良いのではとネットには書かれていますが、TECHARTは自分にはいい印象がないのでスルーしていました
Megadap ETZ11を焦点工房が取り扱うようになり信頼度が上がったっぽいので入手、Z40mmが買える値段なのに、と言うことは頭から外して
届いたあと内容確認しましたが、1枚ものですが日本語の説明書と日本語の保証書が入っています、USBをつないでバージョンも最新を確認できました
amazonで注文する場合でも焦点工房が販売元のを選んだほうがいいと思います
テストに選んだレンズはコンパクトなのが良かったのでFE 50mm F2.5 Gです
フードは純正のはブサイクなのでPENTAXの MH-RE49を着けています
アダプターの違和感は感じられません、装着もスムーズでガタツキもなし、ただレンズをアダプターに着けるときはレバーを押したままにすると回り過ぎてしまうのでレバーを押さずに着けるほうがいいです、そのレバー形状がいいので外しやすいです
装着後ボディ側で50mmF2.5レンズと認識しているのが確認できました
設定はいつもどおりAF-Sシングルポイント露出優先です、説明書にも書かれていますがピンポイントAFはだめなようです(試していませんが)
絞りはレンズ側のリングでも動作するのを確認しましたが、いつもどおりボディ側で変更操作、レンズ側のボタンは流石にニコンZレンズのボタン扱いはできず無反応でした
早速いつもの近所の公園でテスト、中央の照明にフォーカス
AF精度もよくスピードも速く、問題なしです
雲を
気になる点その1、雲にAFが合いにくい
室内で試したときもそうでしたが白っぽい物でコントラストが取りにくいものにはAFが合わないことが多いです、このときも切れ目で効くところを探してようやくAFにて撮影
ボケ具合を見るベンチ撮影で
気になる点その2、端の方はAFが合いません
だいたい16分割格子表示の中央4個分が合う場所の目安です
上の写真も手前のベンチ右側のネジに合わせようとしましたがダメでMFで合わせました、使用するレンズはAF/MF切替スイッチが有るのがいいと思います
奥の方は問題なくAFで
手前のベンチの右側のネジにAFが合うのはこれくらいがギリギリでした
また、奥と手前で
上下は少しAFが効く幅が広いようで後の写真は手前の石にそのままAFが合いました
以降、公園内をぶらつきながらレンズのテスト的に
開放からキリッとして軽くっていいレンズですね
最後に最短距離で花を
DXクロップ
テストは30分ほどでしたがETZ11の使用結果として動作は安定していてエラーやはまり込みはなく、気になった点1と2以外でAFの合うときは速く正確でした、レンズの性能面が有るのかもしれませんが
ただし、中央付近でもコントラストの関係かで合わないときはとことん合いません、ブリージングはほぼなく諦めは早いです、しかしその時は同じくらいの焦点距離の合わせやすいものに合わせた直後にだめだったものに合わせるとほとんど合うので慣れればなんとか使えると感じました
AF範囲については今の所MFにするか中央付近で合わせてから構図を変える方法しかないので使い勝手のマイナスポイントは大きいです
以上から第一印象としては70点くらいですかね、レンズの相性も良かったのかサードベンダーのAF機能付きアダプターとして見るなら90点くらいでしょうか
後は他のレンズ例えばシグマIシリーズやタムロンのズームがどうか、とやはり薄い構造のため耐久性がどうか、他のレビューもこれからでてくれば確認して行こうと思います