勢い込んでというか今となっては勢い余って入手した SEL24105G ですが、確かに写りはよく便利で文句のつけようはないのですが、帯に短し襷に長しというかもう少し広くもう少し長くと、2台持ちでSAL70300Gと組み合わせるときかぶりが多くなり、それならばと広角側に振ってEF17-40mmLに変えてしまいました
その前置きがあり、中間域は単焦点でズーム2本あってもプラスして持ち運びできるものを選ぶことにしました
その選択の第一弾はやや長めの標準マクロ
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art と CONTAX Makro-Planar T* 60mm F2.8 C MM を比較してみました
α7IIにSIGMA 70mm α7IIIにMakro-Planar60mmCを着けていつもの馬見丘陵公園へ
まずは風景、マクロと言っても標準的な使い方もできる画角なのでテスト
先がMakro-Planar60mmC、後がSIGMA 70mm AFのみです これからもその順です
F8 先MP60、後SIGMA70
SILKYPIX Developer Studio Pro9で同じパラメーター現像していますが色が少し違っています、この日は陽が出ていましたが時折陰ったのでその影響かもしれません
シャガの花を
開放F2.8 先MP60、後SIGMA70
F8 先MP60、後SIGMA70
画角と若干のボケの量の違いこそあれ、写りはマクロらしくピリッとするところとボケるところは似ています、今度はMP60のほうが色が少しはっきりしているかも、あと絞るとMP60は光ボケが角ばりますね
同じくF2.8とF8 先MP60、後SIGMA70
違う花、山吹を
F5.6 先MP60、後SIGMA70
今度ははっきりと色の出方が違っています、色温度が違うのかと思いましたがそうでもないようです、やはり同じパラメーターでは無理があるのかも
赤色比較
F2.8 先MP60、後SIGMA70
F2.8で風景 先MP60、後SIGMA70
結果
色やコントラストはMakro-Planar 60mmが好きです、あくまでも自分の好みで
しかし決め手となるのは
重さ260gと570gの違い、もちろんMakro-Planar 60mmがコンパクトで軽い
それからSIGMA 70mm のAFの迷いが多くMakro-Planar 60mmのほうが平均して速く撮れました、SIGMA 70mmのAFは雲は全くと言っていいほど捕まえませんでした、Makro-Planar 60mmなら無限遠にするだけ、それならばSIGMAもMFで撮ればということになりますがMFならMakro-Planar 60mmのほうが断然使いやすい
そしてそれを後押しするα7IIIの拡大やピーキングの見やすさと操作し易さ、Makro-Planar 60mmのフォーカスリングの感触
ということで最初の候補はMakro-Planar T* 60mm F2.8 C MMです
次は28mmもしくは50mm編